初心者せんむのヘロヘロサイクリング 「ヘロヘロサイクリング」 INDEXへ TOPへ
2002年7月4日 一本杉峠〜加波山〜燕山 前編 (後編へ) |
梅雨の合間の晴れ間です。天気は最高です。これは自転車に乗らなければもったいない天気です。
で、凝りもせずにまた出かけてきましたが、押し歩きばっかり・・・。やはり、へろへろウォーキング、とタイトルを変えたほうがいいかもしれない。(汗) |
走ったルートです。正確には押して歩いた、または担いで登ったルート?(笑) 5万分の1の地図を眺めていると、加波山から雨引山へ抜ける登山道があるではないですか。しかも尾根沿いにまっすぐな道。「これってずっと下りで気持ちいいんじゃない?」と、軽〜く考えたのがはじまりでした。 ルートは茨城県真壁町白井から一本杉林道を登り、一本杉峠から北稜線道を加波山まで走り、そこから林道を登り、燕山から雨引山への下りを走ろうと思ったのですが・・・・・・・。考えが甘かった。(汗) 最初は北側へ抜けて県道へと周回する予定でしたが、突然のトラブル(笑)により、同じルートを戻って帰りました。 肺気腫のため、あいかわらず息切れして登りはキツイです。←いいわけ(汗) |
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真壁町立体育館の駐車場に車を止めさせてもらいます。自転車は、こんなふうに車に積んでいきます。フロントフォークとシートピラーを車のヘッドレストにゴムひもで縛っているだけですが、しっかりと固定されて具合がいいです。 すぐとなりのコンビニで昼食用のパンと非常食(笑)のカロリーメイト、飲み物(500ccのPetボトル)2本を買います。 |
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体育館の駐車場から右へ少し走って白井の信号を右折したところです。 信号のところに「白井トライアルパーク」の看板があります。この先にけっこう有名なオートバイのトライアル場があるそうです。これも県道なんですねえ。しばらく舗装路を走ると道幅が狭くなり、家並みが途切れたころダートになります。 |
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ダートになってまもなく、分かれ道。 車両通行止めの看板がありますが、自転車なら通れます。自動車では車高の高い4WDででなければ通るのは無理かも・・・・という部分があります。車の下腹を壊すのを覚悟すればだいじょうぶかも・・・・。(笑) |
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まもなく、休憩所みたいな建物があります。 トイレもあるみたいです。 |
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砂利道を少し走ったところに右側へ入る道があります。トライアルパークです。 こんなコースを見ているとトライアラー(オートバイ)が欲しくなってしまいました。もっとも乗りこなすテクニックがないけど・・・・。(笑) |
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林道の途中の採石場。 あんな高い場所にどうやってパワーショベルを運んだんでしょ?と考えると、地下鉄と同じで寝られなくなります。(笑) |
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分かれ道を左に行きます。 右は採石場への道路のようです。 |
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路面は普通の砂利から砕石を敷き詰めた感じになります。 かなりゴツゴツきますね。 (注)フルサスバイク |
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どんな路面かというと・・・・・ こんな感じです。 |
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また分かれ道です。 左へ行きます。 右はどこへ行くんでしょ? |
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日差しが強いので写真にはよく映っていませんが、かなり大きい石ころがゴロゴロしています。 この道を自転車でガシガシ駆け上がっていく人もいるんですよねえ。 私は・・・・・・・フラフラしながら登ります。 |
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前回も来た一本杉峠です。 反対側にあった標識の柱の上にカメラを置いてセルフタイマーで撮りました。 |
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正面に見えるのが、たぶん加波山だと思います。 車はまったく来ません。私一人だけです。 ということで、道路の真中でしばし休憩。
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「自由民権運動」とか何とかいう石碑。なにをあらわしているんだか、芸術を理解するのはむずかしいです。(汗) 地図によると、この場所のすぐ左側から加波山に登る登山道があるはずです。 |
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上の場所の左に入っていくと、奥のほうに登山道の入り口が・・・・。 で、右側に進むと・・・・・なんと、丸太作りの階段が延々と上に続いています。 意を決して自転車を担いで階段を登ります。 |
よく考えたら、私もおじさんだった・・・・・(笑) 以下、おじさんとの立ち話・・・・・ お「どこまで行くんだ?」 私「加波山の頂上へ行こうと思います。どのぐらいかかりますか?」 お「俺の足で30〜40分だよ、あんたなら若いからすぐだろ。」
おじさんは、足取りも軽く、降りていきましたが、見上げると階段は延々と続いています。 しかし、これだと両手で自転車を支えないといけないので不安定です。丸太の階段は湿っていて、かなり滑ります。自転車用のシューズというのは、ビンディングペダルというものに対応して靴底に金具がついています。またペダリングロスを少なくするために靴底もかなり固いため、かなり歩きにくいです。今日は押し歩きが多いと思って、歩きやすいスニーカータイプのシューズを履いてきてはいますが、それでも滑りまくりです。メチャクチャ疲れます。 上を見上げると階段は、はるかかなたまで続いているように思えます。のども乾いてきました。一休みしてリュックの中のペットボトルを飲もうとすると・・・・・・・・ 水分補給はとても大事です。山の中では、無理はいけません。頂上はあきらめて、さっそくUターンです。あきらめが早いです。無謀なことはしないせんむです。(笑) といっても、登ってきた階段を降りるのさえ大変です。自転車は担ぐのをやめて垂直に立ててハンドルを持ち、後輪ブレーキをかけながらだけ降ろします。うん、これなら楽だ。とはいえ、相変わらず丸太の階段は滑りまくりです。 やっと下へつくと、例のおじさんがウーロン茶を飲みながら休憩していました。 以下、おじさんとの会話・・・・・
お「なんだ、もう帰ってきたのか?」 私「さすがに自転車担いでいてはダメです。あきらめました。」 お「自転車って20Kgぐらいあるのか?」 私「いえ、10〜11Kgぐらいです。」 お「なんだ、軽いじゃねえか。山登りする人は何十kgも荷物を担いで登るぞ。」
登山家といっしょにされても・・・・・(汗)
おじさんとしばらく世間話をしましたが、ジムニーが欲しいとか、125ccのオートバイで山道を走りたいとか、なかなかアクティブなおじさんでした。 この先に湧き水がある、ときいて、おじさんに別れを告げ、舗装路を走りはじめました。 |